★雨の前の蝶2015年08月12日 21:13:39

6メガの画像をペイントで縮小した
▲若い頃は昼の蝶など興味もなかったが、写真会の毎回10枚提出のノルマのために、我が家の庭に来る蝶を狙った。写真の蝶は同じかどうか分らないが、ここ3日程毎日来ていた。ただ特定の花に寄り付くことはなく、撮影は無理と諦めていた。ところが今日は大サービスで、あきるほど滞在していた。カメラを三脚にセットして狙う。今まではPモード撮影でしていたが、今日はSモードで挑戦した。今日は久しぶりの雨だと聞いていたが、それまでのわずかな時間が大チャンスとなった。
▲今日の雨は、時に大降りになるも、やや期待はずれの雨量であった。少し風がさわやかになった程度。午前中はクーラー要らずであった。
▲今日の研究作業は1877年6月22日。鹿児島の官軍が動いた。結果としてこれは23日に潰えるが、続く24日から25日に掛けて鹿児島包囲の西郷軍は東方へ潰走する。
●某の日記より(本文編より)※読み解きが少し加えてある。
22日、朝6時頃西北遙かに砲声の激しきを聞く、顧望すれば涙橋附近既に始まりしと見え、硝煙漠々として松林を籠む、眺むるうち硝煙次第に林を離れて陸に入る、思うに我兵支えられずして敵に押し上げらるるものと覚えたり、既にして城山及びその左右砲声皆起る、勢い甚だ激烈なり、既にして急報あり曰、重富守を失って敵既に吉野に迫る、急に援けずんばこと全く敗れんと、即我半隊を抜いて吉野に向う、発するに臨み弾丸わずかに三発づつを配与せらる、かつ曰く、弾丸を射尽さば唯刀を用いよと、即嚢底に残るところの丸に取り添えて道を急いで馳向う、到れば早や所々の民舎には焰烟漲り、味方は敗散の体と見え、各所より道路に沿うて走せ(馳せ)集り来る、敵の一隊これを尾撃すること甚だ急、そこで兵を部署して街道を伝うて(沿って)ここに戦線を布く
※某の記録はこの日に関しては3500語以上もある。これはその最初の部分。