★その花の名は?2016年07月20日 22:11:51

モミジアオイ
▲梅雨が明けて庭の草木も彩りが出て来た。まだアジサイも色変化しながらがんばっている。今日昨日は縁側から見ると背を向けてさいていた花がしぼみ、今日はこちらに面を向けて咲いていた。久しぶりにニコンを向ける。家人に問うと、初めは「布袋葵」と言う。ネットで調べて私が「違う」と言うので、他の名を挙げるが、ネット情報と合わない。検索窓に「ハイビスカス似の五弁の花」と入れて見た。ヒットした。正解は「モミジアオイ」。家人に報告したら、「そうそう、思い出した」と言う。
 しかし、昼過ぎからの大雨と風で、花弁はすぼみ、無惨な姿に。家人が「一日だけの花だから」と付け加えた通りになった。
▲研究作業では地名の追加と修正が続く。この地名記入作業で使っているのが、ネット情報だが、先ずは最近から会員として使うようになった「平凡社歴史地名大系」、次に国土地理院の「電子地図」、最後に「ヤフー地図情報」。そして一番頼りになるのは過去に調べ上げた全地名情報の宝庫であるエクセル資料「地名検査一覧表」。その中に「征西戦記稿」の「地名箋」も入れ込んである。これらを駆使して地名を作成した後、同一地名を一斉変換して数個以上をいっぺんに変えると「ヤッター」と満足する。逆だと疲れが出る。一番厄介なのは「山」。その名称は地域の古老しか今は知らないのではないか。いずれにしろ、分らない、明確でない時は「○○(不明、○○村か)」等の表記にせざるを得ない。今特に気を付けているのは、その「読み」である。
●熊本県「上木場」:ウワコバ、筆記人の中に「ヲワコバ」と記した例も。
●熊本県「沢見」:ソウミ、本当は「沢水」が正しい。
●熊本県「湯治」:トウヂ、本当は「頭地」が正しい・
●熊本県「神瀬」:コウノセ、多いのは「神ノ瀬」。
●宮崎県「虫鹿」:ムシカ、本当は「無鹿」が正しい・
●鹿児島県「八重山」:ヤエヤマは公称、地元ではハイヤマ、それを聞いた官軍側は「生山」と表記している。

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