★久しぶり開聞岳を写す2016年08月02日 20:20:55

開聞岳
▲今日は地名入れ込み作業はストップせざるを得なかった。古い資料と新しい資料が混在していて取捨選択しなければならなかった。これにはエクセル・ワードの各資料を訂正する作業があったので往生した。また明日からやり直し。おまけに猛烈な腰痛が襲った。理由がさっぱり分らない。ここ数週間無縁であったので嘆きあるのみ。
▲梅雨明けで桜島が我地からも山容がはっきり分る。わが市の西にある鹿児島市吉野町、吉田町の台地ももちろんはっきり見えている。そこでひょっとしたら開聞が見えるのではと考えた。過日用向きがあり重富方面に行く。その後重富松原海岸へ向い、海岸近くの突堤に上がる。そして見えた。私の経験では夏は雲に隠れることが多く、見ることは少ない。冬の空気の澄んだ日の方がきれいに見える。
画像は桜島の山裾の上に見える開聞岳。

★その日はツイていた!?2016年08月07日 22:09:39

七つ星連写
▲8月4日(木)、どうしても今日は国分(現霧島市)へ行きたいと思った。地名調査の件で某氏に会うことにした。家を出て自転車で加治木駅へ向かう。新町踏切に掛かるとちょうど遮断機が下りつつあった。一番前で待つ。そこへ鹿児島方面から列車が来た。その時気づいた。「アッ、七つ星だ」、あわててカメラを出す。ニコンは間に合わないのですぐ使えるソニーを出す。
▲私の乗った電車は高校生でいっぱいである。もちろん「優先席」にも将来の老人が坐っている。隼人駅で列車待ちでホームがわドアが開きっぱなし。人が過ぎて後連写する。
▲国分駅で降りて霧島市市役所へ向かう。道を間違えたはずが、すぐに庁舎に着いた。受付で名乗り連絡を取ろうとしたら、受付嬢が「教育委員会は隼人庁舎にあります」と。ここから連絡を取ってもらい、午後1時面談を予約する。暑い中駅へ引き返し、電車で一駅移動する。また高校生でいっぱいである。いつもと違って電車は駅出口に近い1番ホームに着いた。見ると3番ホームには「七つ星」がスタンバイしている。改札に向わず、ホーム端まで行って今度はニコンで連写。
▲隼人庁舎で面談十数分、いろいろな相談と調査依頼を済ませて再び隼人駅へ。すると歓迎の小旗を持った数人(最近ではそうだとのこと)がおり、霧島方面で一泊した乗客を待っている。七つ星色風のバスが来たので一写。直ぐに駅駐車場はずれまで移動して、いつの間にか一番ホームに移動して待機している「七つ星」を連写。乗客が姿を見せ始めたので撮影中止。
▲「七つ星」発車まで後30分余、私の鹿児島中央駅行きはさらにその30分後なので、帰りはバスにすることにした。駅前バス停13時46分発バスは数分の遅れもなく到着。加治木の性応寺(与謝野鉄幹も住んだ)前で下車、14時10分頃。実は「七つ星」が隼人駅を出てから加治木まで10分弱はかかるので、駅まであるけば写真が撮れると踏んだ。駅へ、正確には駅前の自転車駐輪場へ着いた時「七つ星」が入構して来た。「マズい」と思ったが、何とそのまま停止した。「列車行き違い待ち」と思った私は、すぐ自転車で2,3分のポイントへ走った。その間の2踏切はすでに遮断されており、難なく通り過ぎた。道端の数人が小旗を持って出ている。中にはすでに振っている人も。「ハテ?」思いつつ振り返ると「七つ星」が1の踏切を渡って来つつあった。列車待ちではなかったらしい。慌ててすでに起動してあったニコンを向けて、走り去る「七つ星」の後ろ姿を心を残しつつ撮影した。そのポイント前(椋鳩十文学館向い)の100m手前であった。

★2匹の小鳩の旅立ち近し!!2016年08月13日 21:43:25

少し修正した
▲数年前の軒下に小さい籠を取り付けた。鳩が休憩に寄ったことはあったが、今年初めて巣作りをはじめ、過日生まれた2匹の小鳩を大事に育てている。日に日に大きくなり、飛び立つ日も近い。1匹は今日飛び立つ練習だったのか、2mぐらい飛んでミカンの木に突っ込んでいた。心配なのはもう1匹の方だ。全くその気を見せない。ただ親が餌を持ち帰ると争って独占したがる点では生への執着心は強いらしい。こいつは庭の方向に関心が薄いのか、家の中を窓ガラス越しに見て、ガラスをつついたり、またジーツと私等夫婦を観察しているように見える。
家人とはいなくなったら淋しくなるなあと話し合っている。
▲研究作業は1877年4月24日から5月17日までを作り替える作業に入った。昨年作成したものはさまざまな点で十分ではなかった。それをほぼ参考にすることなく、全く新しく作成して行くつもりだ。10月半ばまで掛かるのでは。
▲今日買い物があって自転車で出た。まさに熱風の中を走る感じ。少しスピードを上げてもいささかの涼しさも感じなかった。

★小鳩、加治木太鼓踊2016年08月18日 04:11:25

2016加治木太鼓踊り(蒲生田通り)
▲3日程前、軒先に住み着いた鳩一家が急に見えなくなった。2羽の小鳩も飛べる段階に達したらしい。まだまだもう少し居ると思っていた私は家人に「何か少し寂しくなったなあ」とつぶやく。どうやら夜の間に去ったらしい。ただその日の朝、2・3軒先の辺りから、「クックーオッカア」としきりに鳴く声がしばらくの間続いた。まだ飛翔力の弱い小鳩が行方不明になって、呼び掛けているのではと想像した。
▲加治木太鼓踊は毎年お盆明けに行われる。今年は2年連続で見に行った。場所は加治木仮屋馬場。私の狙いは写真である。着いてまず思ったのは「昨年の方がもっとたくさんの観客があった」と。今年は一般観客より付き添いや関係者の一行が多いように思った。昨年はカメラマンも多く、私の写真の多くにはカメラマンの映り込みが必ずあったし、狭い歩道は歩くのも難しかった。ところが今年は様変わりしていた。理由は思い当らない。天気は暑くても時々雲もあってかげりもあり、是絶好の状況であったのだが。
 何故か今年は午後の部にも出かけた。午後の「蒲生田通り(カモダドオリ)」での踊を見るのは初めてかもしれない。踊連の中のちびっ子が可愛らしく見とれている。すくない観客も皆喜んで眺めている。そこへ急に雨が襲った。そして踊連も一斉に店舗軒先辺へ避難する始末。私は駐輪場で雨宿りしては見たが、少し雨足が弱まったので濡れながら帰ることにした。
※画像の中心部のちびっ子と後ろのカンカン帽の着物の老人はセットで移動する。母親風の人は大きなバッグと水筒を持って脇の歩道から見守りつつ移動する。

★セミが鳴かなくなった2016年08月22日 21:06:17

▲つい3日程前までは、私が縁のガラス窓を全開して研究作業をしていると、必ずセミが2,3匹庭の木に張り付いて猛烈に鳴いていた。そのうるさいこと、うるさいこと。「うるさい!!」と怒鳴っても効き目なし。ところが今はとんと鳴かなくなった。そして今日は居間の網戸に1匹張り付いている。動かず、もちろん鳴くこともない。いつまでも動かないので、カメラで写す(今日の画像)。1m近くまで寄っても反応なし。
▲研究作業では「5月2日」分が完成したら、それをコピーして、修正して新たな「5月3日」分を作成する。このやり方では「5月1日」分のミスが見つかることなどのメリットがある。今日はいつものように各種修正作業があるのだが、特に悩んだのは、ある人物の記録にある日付に疑問が生じたことだ。そこにある「5月3日」の記録は「5月2日」にしないと、他の人の記録と矛盾する。元の記録を重んじたいが、替えざるを得ない。そしてその記録の後に「※2日と解釈した。」との字句を添える。
※実例(文体はそのまま、原本はカナ書き)
●①達すれは則既に三日の昧爽にして先説又謬傳たり是に於て後隊の着陣を待て遂に此に滞陣す【12610103】:(31)※5月2日と解釈した。
●②五月三日午時に及て振武の後隊蒲生に着陣したり依て將校を会し戦畧を議して曰く彼れ築塁構柵禦備嚴整なり而て我之に薄る野戦或は是れ不利ならん直に夜襲して彼の不意を擣き騒擾に乗して吶喊窮蹙し塁柵共に用なからしめは則彼れ狼狽して勢ひ終に支る能はさるへし輙ち一擧して鹿児島を復せん事夜戦に如しと軍議遂に決し明日午時を尅して全隊進軍を期す【12610104】:(32)※5月2日と解釈した。
※①は熊本県人吉から急行した西郷軍振武隊他は4月27日に鹿児島上陸した官軍が加治木にいるとの情報であったが、蒲生に着いたらそれは誤りだったことを述べる。
※②に「3日」午後到着とするが、①と同じく、「2日」と考える。後続部隊も含めて「3日」に会議、そしてその夜鹿児島へ向かい、4日早朝鹿児島市城山の官軍を襲う計画であったが、天候に害されるなどあって、結局、攻撃は5日早朝に行われ、結局失敗した。相手は別働第一旅団の黒木率いる部隊であった。
※「野津」を「黒木」に訂正しました。