★充電器発見2017年01月10日 21:57:55

説明書と充電器とカメラ
▲毎日探し物で時間を浪費している。正月3日以来探し回ったのは私の重宝するソニーのデジタルカメラ「サイバーショットDFC-F77A」の充電池。一昨日までは年末に古い電源とコード類を処分したのでそれに紛れてしまったと思っていた。ところが昨日、ふと思いついてソニーウオークマンの電源の入った箱をのぞいたら、そこにあった。早速充電をした。これも家の改装工事で色々整理したことに起因する。お蔭で2000円以上の代替品の購入は不要になった。このカメラはネット情報では「2002年11月9日発売」とある。レンズ部を回転させればすぐ撮影できるので助かる。
▲研究作業中のある人物の日記(4月2日)より。
①是より先き余春日村及ひ二品木街に在し時、城中より破裂弾を発し、其迸散する日夜絶へざれども市人之を意とせず、各業を安し殊に幼童の如きは児を負提し街衢に遊戯し、城中発炮の声を聞ては、其弾何れに着達するやと空を仰で破裂する方を指点し、或は裂弾片々地に落るを認め競拾して父兄に視すあり、以て能く其戦地に慣押するを知るべし
②午後四時隊長(大河平氏)衆に告て曰く、別府新介・逸(辺)見十郎太二氏曩に鹿兒島に還り兵一万を募集し、二道より来て一は甲佐に着し、一は八代に向ひ該地敵兵と戦ひ之に捷ち、炮七門・輜重若干を獲たりと報告あり、各賀すへしと、余之を聞けとも過日以来虚説頻に多きを以て敢て信せす、後之を聞けは果して其兵僅に三千に充たず、大炮・輜重等敵に奪れたるを反覆し告けり、其虚声を帳る率ね此類なり
③是より先き二品木に寓するとき、長・土の大兵不日着するの浮説をなし衆大に之を稱せしことあり【20050065】:(1)
●解説
①は熊本城下の民衆が戦争に慣れている様子を伝える。その実害には触れていない。「慣押」は原本のままだが、「慣狎」が正しいのでは。
②は多くの筆記人が似たような風説を伝えている。意図的なものもあるのかは分らない。この筆記人は「其虚声を帳る率ね此類なり」とする。
③は長州山口の挙兵が起きたし、土佐高知からは使者が来たがいずれも後日のこと。他の記録には姫路城陥落を伝えるものもある。