★地理院電子地図の不備を補う2017年04月22日 00:30:11

グーグルアースから作成した
▲研究作業は今は「本文編」の地名を特定して記入する作業だけである。ただどうしても「不明」とせざるを得ないことが結構な数生じてしまう。
これはいずれ地元の研究者にしてもらうしかない。
 この日は現在は平成合併で山鹿市に属する「旧鹿北町岩野」について、「※岩野村(イワノ、旧鹿北町岩野、国道3・県道13・18・岩野川・男岳オダケ川)」とした。時間が掛かった。理由は最後の「男岳オダケ川」の箇所である。「電子地図」には「岩野川」はあるが、それに合流する小河川が図上にはあるが川の名称は記されていない。そこで出番は「グーグルアース」である。起動して検索窓に「熊本県山鹿市鹿北町岩野」と入れる。そして国道3号にストリートビューの「ペグマン」人形を下ろす。そして最初の横道に向い、川に掛かる橋の手前で、大きく拡大して橋と川の名称確認する。実はこれが厄介である。多くは銅板か石に刻印されている。ところが銅板の場合は汚れ等で読み取りにくい。まだ石に刻印されている方がましである。かくしてこの日最初の確認作業は失敗。次に国道3号を上がってこの川を越す所の橋へ。文字が確認できたのは最後の2字で「川橋」と。知りたかったのはこの前の2字である。画像の向こうに石橋らしい橋が見える。そこでその橋の所に移動して確かめる。やはり難しい。ネットで「熊本県の石橋 山鹿市」として検索する。すると熊本県の高校生が調べ上げた情報にヒットした。そこにある写真の橋と説明文から、相応すると判断して、仮に川名は「男岳川」とした。そして今度は「電子地図」で上流へ向かう。「男岳(雄岳)という山に行き着いた。読みは別の地図ソフトを使って確認した。こうして「男岳オダケ川」の文字を付け加えて一地名の説明が完成した。

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