★大きなミスの訂正作業&蝶を助ける2018年08月18日 23:39:51

▲研究作業でふと気が付いた。この資料は「鹿児島戦」の記録ではない、負傷して「帰郷」途中の記録と扱うべきだと。気が付いたのは1877年5月7日の以下の記録。
●五月七日旧三月廿四日
今朝仕舞掛より赤塚氏旅宿へ内野久木田木下の三氏と咄聞きに差越候処加治木隊には都て加治木の様張出し相成候段承り候に付幸ひ我生郷の様近寄度申談夫より直に夫一人手當貰ひ致し吉松を発し内野大下の両氏三人同道栗野にて人足継替昼休致し横川町へ本営相立居との事に付人足継立は旁混雑に可有之と想像し夫より横川植村の様近道を経て仝村及下ノ村にて人夫継替有川石原へ五時過着(以下略)
◎実はこの筆記人は3月負傷して以降戦場を離れ、治療中であり、西郷軍の矢部引き揚げに合せ、医師から「帰郷」許可を得ていた。延岡を経て、宮崎を南下して、えびの市へ出て、この日、吉松、栗野、横川、溝辺の有川・石原を経て、深夜に加治木の自宅に帰り着く。
◎彼の資料は今まで「鹿児島戦」部の資料であったから、全て書き直す必要が生じた。結果13ファイルを書き直すことになった。何故今まで気が付くことがなかったのか、自問自答している始末だ。この作業はまだいくつかの作業が残っている。
▲庭を眺めていると蝶が飛び廻っているが決して花に止まることはない。この日は庭の葉木が凄く動いている。何事かとよく見たら、同じ蝶と思われるが、激しく羽をバタつかせている。カメラを向けて望遠で覗いたら、クモの糸が絡みついているので逃れようと暴れていたのだ。庭に出て近づいて見ると、すでに羽の一部は暴れたせいでなくなっていた。葉陰によりうまく撮影出来なかったが何とか1枚撮って、ゆっくりと糸を外してやった。お礼もなく飛び去った。
 画像にはかすかにクモの糸が映り込んでいる(赤い線の少し上)。

★備忘録:訂正作業のまとめ2018年08月22日 02:25:53

▲文字の間違いを発見した。
◎この場合は該当資料のエクセル・ワード全ファイルのその該当場所のみの訂正である。ファイル数は多いが訂正箇所は1つである。
▲資料番号(8桁)が変更になった。
◎多くはエクセル上のその記録を分割あるいはまとめる必要が出た時で、また最近あった同番号が2つあったなどは例外的である。その個人資料番号が続き番号なので関係ファイル上で訂正する。
▲今回の大訂正作業のように、大項目2番目の「鹿児島戦」から多くは8番目以降にある「帰郷」へと変更した場合。
①この場合は「小項目」の「振武十一番中隊」がほかにない時は「小項目」番号がズレるので連続訂正へ。
②記録最末端には「大項目」単位での連続番号(【資料番号】:(連続番号)のスタイル)があるのでそのズレを連続訂正する。
※今は「小項目」単位での連続番号に切り替えつつある。
③この資料を新たに大項目「帰郷」に移したのだが、
(ア)すでに「帰郷」があれば割合簡単に移動できる。但し、「大項目」単位での連続番号は変更される。
(イ)移動先に新しく大項目「帰郷」を新設する場合は、後に続く大項目の番号を書き直し、連続番号も変更する。
▲その作業順番は、
①ワード:「●424~930(提供用)●本文編西南の役171030」
②エクセル:「●地名検査(提供用)180715」、これは①をコピーして作成してある。地名検索には好都合である。
③エクセル:「●地名実数(提供用)180715」、これは②を元に作成され、地名が重複されない、地名の実数を知るためのものである。現在は11206件。
▲その③のファイルでの作業のため、資料の並べ替えを考えた。この資料の数値化を図った。これが難航した。
●その1「大項目」:「(1)官軍」、「(2)鹿児島戦」………「(8)帰郷」………
●その2「小項目」:官軍は「1.第一旅団」、「5.別働第二旅団」……、西郷軍の「鹿児島戦」は「1.行進一番中隊」…「10.振武十一番中隊」……
●その3「原文番号」:記録先頭にある「▲①」、「▲②」‥‥「▲⑩」…‥
◎色々工夫して何とか数値化した。ここでまた面倒な作業が、それは記録先頭あるべき「原文番号」:「▲①」、「▲②」、「▲⑩」がない部分が存在していた。原因はワードの「リターンマーク」。ワードをそのままエクセルに流し込んで作成したため、「▲①」の文中に「リターンマーク」があると、エクセルはそこで区切ってコピーされる。ワード的には1文でもエクセル的には数文と解釈されている。そこでエクセルでは再度文章の一元化をした。
▲かくして、3日間を費やして諸作業が終った。
①頭に来た1:今これを書いてる時もたびたび「IMEが無効」のマークが出た。
②頭に来た2:この時何故か「エプソン」のメッセージがいきなり出て来る。昨日は作業内容が消えて全面占拠されて慌てた。
▲今回学んだ1つ:エクセルでは、「文字列の数字×数値」で文字列数字が自動的に数値化される。

やっと本来の現作業に戻れる。
※画像は「●地名実数(提供用)180715」。

★備忘録:OneDriveが復活した2018年08月24日 20:07:08

▲最新日経パソコンに「クラウドストレージ「OneDrive」を活用する」という記事があった。実は以前の「SkyDrive」時代はノートパソコンとデスクトップパソコンはうまく繋がっていた。ところがWindows10にしてからは何故か繋がらなくなっていた。クラウドストレージで最も重用しているのはDropboxであった。
▲記事に従い、改訂を試みた。ところがいきなり「すでに共有されています」と。実は共有ではなく単独と思い、両パソコンの「OneDrive」はそれぞれ別個と考え、それなりに色々フォルダーやファイルを独自に入れ込んでいた。なかはまるでゴミ箱状態だった。
▲本当に繋がっているのか?と疑った。ノートパソコンの「OneDrive」を全て削除した。時間がかかるが消されつつある。一段落したので、今度はデスクトップパソコンのそれを同じように削除することにした。こっちも今は不要なデータなどが一杯詰まっていた。
▲そして改めてノートパソコンの「OneDrive」に1フォルダーを入れた。しばらくしてデスクトップパソコンを起動して、その「OneDrive」を見ると、そこにそのフォルダーがあった。
▲それでも今ひとつ釈然としないので、次の日にノートパソコンを起動した際、「OneDrive」のフォルダーの中の1ファイルを変更して保存をした。そしてすぐにデスクトップパソコンを起動して、その「OneDrive」を見ると、「サインインしています」、「変更を処理しています」、「最新です」との説明があり、確かに保存されていた。ただフォルダーの時刻はデスクトップパソコン起動して受信した時の時間になっている。
▲ところで、マイクロソフトからは「〇〇さん、こんにちは 、最近大量のファイルが OneDrive から削除されたようです。 ファイルは削除されると OneDrive のごみ箱に保存され、30 日間は復元することができます。30 日を経過すると、削除されたファイルは完全になくなります。」との忠告のメールが来た。
 今書いているこの一文は「OneDrive」上で作成している。
▲画像は久しぶりの蝶の写真。手持ちで望遠ズームしたので完璧にはほど遠い。