★地名解明作業&DELL機2020年10月02日 11:35:35

庭の蝶
▲不明地名1403の解明作業の中で「▲」と分類したものは「なお検討が必要」となっている。それを何とか「●」(「ほぼ完成」)に格上げする作業をした。どうしても無理だと思う地名が90残った。全く手が付けられない1090と合わせると不明地名は1180となった。その解明業は多くの方の協力があって可能となるであろう。ひたすら私の資料CD版を配布するしかない。
①以下はある事例、大胆(無謀)な発想で解明したものである。
文は「征西戦記稿」8月25日の記事。西郷軍は8月18日可愛嶽を突破、鹿児島へと向かっていた。官軍は追い付けず、行方に関する情報は錯綜していた。
▲②是日午前熊本鎮台兵報じて曰く「七山の賊、小原川に沿ひ、立石・田代・八重原諸町を経て将に山陰に出んとす」と、午後果して警報あり「賊兵山陰口を侵す」と※小原(オバル、旧西郷村小原、国道327・耳川・小原橋)※立石(旧西郷村立石、国道327・耳川・立石橋)※田代(旧西郷村田代、国道327・388・耳川・田代川)※八重原(旧東郷町八重原迫野内、国道327・小丸川・八重原大橋)
実は「小原」は「小原川(不明、‥‥‥‥)」となっていた。付近にそのような川はない。そこで私は原文と照合した上で、「小原川に沿ひ」の部分を「小原より川に沿ひ」と解釈を変えた。小原・立石・田代・八重原はいずれも大河の耳川に沿っている。文意通じる。そして原文には元々「より」の2文字があったのではとすら思っている。
▲DELL機の復活で困ったのがFirefoxである。今まで並べてあったネット情報は全て消えていた。対してGoogle Chromeはちゃんと元に戻った。確かゼンリンのバス停マップがあったはずと今に至るも見つからない。
▲画像はいかにも元気が尽きたような感じの蝶。約3分余りポーズをあれこれ作ってくれた。DELL機にあった画像縮小機能のネット情報も消えているので、プリントスクリーンしてペイントで作成した。

★地名解明作業続きと新踏切2020年10月06日 15:30:45

▲地名解明作業は一応の目的は達したが、今度は私が全く対応不能とお手上げの「✖」印1100件に無理を承知で取り組んでいる。最初取り組んだのはそのうちの「山名」に関するところだ。地理院地図を元に山の名に相当する高さの山を勝手に選び、ムリヤリ「○○山(186m、旧××町△△、県道□□□近く)」と書き直す作業である。しばらくやって「コリャだめだ」とこの作業はあきらめた。
 今は順序よくすべてを見て、なんとか「▲」印にするようにしている。その多くは「✖」印が「▲」印に替わるだけであるのが悲しい。
▲今日は最近完成した新しい踏切について記す。
画像にある踏切は「茶工場踏切」という。JR日豊本線姶良駅と帖佐駅の間の踏切の1つ。今まで向こう側とこちら側は金網で仕切られていた。その代わりに写真(上)の右(写り込んでいない)にあった、人が渡る狭い「茶工場踏切」があり、狭いのにやたら長い遮断棒(桿)があった。私はいつも元々はもう少し大きな踏切だったのだろうと想像していた。そして現在その元の姿に戻ったのだと思っている。以前よりより大きくなって。近くには現在は茶工場はないが、この写真撮影位置の後ろには生協、ダイソー、ユニクロなどが一体化している。私のお気に入りの自転車ルートでもある。
画像(下)に写り込んでいるのは特急列車。ズレを考えて少し早くシャッターを押した。

★DELL機初期化余聞ほか2020年10月13日 16:34:54

▲DELL機は十分回復したとは言えない。
①依然新Wi-Fiの電波は受けない。仕方がないので、一番古い「FON」の電波で動かしている。YouTubeなどは切れる可能性がある。通常はLANケーブルで繋いでいる。
②やっとOutLookが回復した。これは私の2つのメールを共に受けることになっていた。私が欲したのはうち1つだけの基本メールなのだが。理由はWEBメールでは「文字化け」するので、プロバイダーのアドバイス文に従がい、OutLookで読み込ませることにしたかった。ところが別メールは読み込むが、本メールは並んでいるが読み込んでくれない。いろいろ手を尽くした。そして最後の手段を取った。別メールをOutLookから削除した。すると何故か本メールが読み込めるようになった。
ところでメールの多くは2社の宣伝メールである。うちA社は私の断りを入れて1ヶ月はくれなかったが、最近こっそり送りつけ始めた。B社は断りに応じたが、「全てを応じるには時間が少しかかる」という返事であったが、今に至るも相変わらず送ってくる。以前週間数十のそのようなメールに困っていたが、今は少しなので「不法行為」を見逃している。
③DELL機でいつものようにエクセルで作業を始めた。何かおかしい。いつも上に並べてあるコマンドが消えている。これは初期化の後遺症である。またコマンドを選んで並べる作業をした。ワードは1つのコマンド追加ですんだ。
▲エプソンの安価プリンターが驚愕の行動をした。ほぼ一か月振りにmouse機に繋いで印刷しようとした。繋いで電源を入れた。途端に印刷を始めた。パソコンからの私の指示もないのに。急きょ電源を切る、また入れる、すると印刷し始める、の繰り返し。かくして紙30枚近く。その中身はハガキの宛名(多分昨年末の年賀状)。昨年12月末の指定が何故今ごろ復活したのだろうか。以後今日まで使わなかったのならまだしも。ほかにもエプソンには悩まされている。研究作業が佳境に入ったその時いきなりダウンロードなどの要望命令がくる。その対応の間研究上の思考が中断させられる。
▲画像は私が他の蝶を撮っていたら、急に視界に入り込んできた別の蝶。何故か葉っぱに食いついているように見えるのだが。

★成果が期待できない研究作業が続くが2020年10月21日 23:07:11

▲地名研究作業は宮崎県が終了した。「日付+不明」で済ますのが普通で、まったくうんざりする作業である。理由の1つは平凡社「日本歴史地名大系」の宮崎県部分が不完全なのだと結論する。収集数は熊本3643、大分3246、鹿児島2354に対して宮崎は1462。
●この日最大最高の成果が以下の通り。
○翌18日は飫肥内の板屋越と云山路を通り、梶山浦字雨木野と云部落に、副戸長時代徴兵係にて、松山某と云を徴兵召集の際熊本鎮台営所に連れ越せし其人の宅へ立寄りしに、久々振りとて焼酎杯請け、時刻を作りて夜中自宅門前に至たり、見るに門柱には新撰旅団陣営の帳り紙のあるを見て引返へし、近隣高橋正一方へ至たり、密かに起したれば、正吾にはあらすや、帰へらさるは君独りなりし、日々心配噂さして待ちし処なりし云々、同隊の人も最早皆々帰へりて、夫々自首せしにより、弥占重邦も先日比とかに帰りありし由なれとも面会はせす、何んでも川東石川方とかに居らるゝやに聞く、好き時に帰へりしなり、新撰旅団今朝も宮様が宮崎の方へ御立に付、護衛し(士)ら出発したりとのことを聞き安心帰宅す※板屋越(板谷越、旧北郷町北河内板谷、県道33、新矢立トンネル)※梶山浦(梶山、三股町長田上・下梶山、県道33・47)※雨木野(不明、三股町長田梶山の内か)※川東(都城市上・下川東、国道10・大淀川)【20028054】:(2)
◎この人物は8月7日宮崎県日向市近くで本隊とはぐれ、農民の助けを借りたりしてやっとここ三股町までたどり着いた。故郷都城はもう目の前である。これは日記(日誌)であるが、彼は懲役人としての筆記もある。
ここにある不明地名「雨木野(不明、三股町長田梶山の内か)」は「雨木野(天木野アマキノ、三股町長田、県道33・天木野バス停、長田峡・長田小学校)」と改訂した。この「長田」は大字である。「天木野」は当然小字であろう。というのは、この2つは平凡社辞典には出てこない。地理院地図で偶然「天木野」という文字が目に付いた幸運で生まれた成果である。問題がある。読みは「アマキノ」としたが「アメキノ」かも。信頼するバス停情報は「てんきの?」とする。三股町の情報を求めたが、「読み」はついに出て来なかった。理想的にはあの辞典に「長田村」の項目があり、その中に「天木野という小村も含まれる」の一文があるべきなのだ。
▲画像は地理院地図とグーグルストリートビューで作成した。

★成果が期待できない研究作業が続くが2020年10月21日 23:07:11

▲地名研究作業は宮崎県が終了した。「日付+不明」で済ますのが普通で、まったくうんざりする作業である。理由の1つは平凡社「日本歴史地名大系」の宮崎県部分が不完全なのだと結論する。収集数は熊本3643、大分3246、鹿児島2354に対して宮崎は1462。
●この日最大最高の成果が以下の通り。
○翌18日は飫肥内の板屋越と云山路を通り、梶山浦字雨木野と云部落に、副戸長時代徴兵係にて、松山某と云を徴兵召集の際熊本鎮台営所に連れ越せし其人の宅へ立寄りしに、久々振りとて焼酎杯請け、時刻を作りて夜中自宅門前に至たり、見るに門柱には新撰旅団陣営の帳り紙のあるを見て引返へし、近隣高橋正一方へ至たり、密かに起したれば、正吾にはあらすや、帰へらさるは君独りなりし、日々心配噂さして待ちし処なりし云々、同隊の人も最早皆々帰へりて、夫々自首せしにより、弥占重邦も先日比とかに帰りありし由なれとも面会はせす、何んでも川東石川方とかに居らるゝやに聞く、好き時に帰へりしなり、新撰旅団今朝も宮様が宮崎の方へ御立に付、護衛し(士)ら出発したりとのことを聞き安心帰宅す※板屋越(板谷越、旧北郷町北河内板谷、県道33、新矢立トンネル)※梶山浦(梶山、三股町長田上・下梶山、県道33・47)※雨木野(不明、三股町長田梶山の内か)※川東(都城市上・下川東、国道10・大淀川)【20028054】:(2)
◎この人物は8月7日宮崎県日向市近くで本隊とはぐれ、農民の助けを借りたりしてやっとここ三股町までたどり着いた。故郷都城はもう目の前である。これは日記(日誌)であるが、彼は懲役人としての筆記もある。
ここにある不明地名「雨木野(不明、三股町長田梶山の内か)」は「雨木野(天木野アマキノ、三股町長田、県道33・天木野バス停、長田峡・長田小学校)」と改訂した。この「長田」は大字である。「天木野」は当然小字であろう。というのは、この2つは平凡社辞典には出てこない。地理院地図で偶然「天木野」という文字が目に付いた幸運で生まれた成果である。問題がある。読みは「アマキノ」としたが「アメキノ」かも。信頼するバス停情報は「てんきの?」とする。三股町の情報を求めたが、「読み」はついに出て来なかった。理想的にはあの辞典に「長田村」の項目があり、その中に「天木野という小村も含まれる」の一文があるべきなのだ。
▲画像は地理院地図とグーグルストリートビューで作成した。