★「角川日本地名大辞典44大分県」の資料化終る2024年08月22日 07:47:13

▲鹿児島県・熊本県・宮崎県の3県は済ませ、最後が大分県だった。ここだけ特別だった。ここでは地名は明治8年の町村名を柱とし、「郡」を単位にまとめてある。つまり3県の平成合併前の旧「市町村」単位に、次に「大字」単位に、最後に「小字」単位に、という形式と全く異なる。それが何故なのかは不明。
①仕方がないので、「郡」単位に分類、次に「町村」を「大字」単位と見做すことにした。
②次の下位単位は記号「、」で並べ、「小字」と解釈した。
③さらにその「小字」の下に数箇から数十の「小字」風の地名が見え、なおその下により細かな地名が並ぶ。
 本日の画像を例にする。
 赤色ワクの「下吉小野」は「小字」、青色ワクの「吉小野」は「小字」風地名、緑色ワクの「<黒土田>」のように「<  >」はより細かな地名。さらにはその下にあるのが緑色ワクの「≪山ノ神奥≫」。
▲完成したワード版大分県地名は、エクセル版に作り替えた。
郡名・町村名・小字(上記「下吉小野」が例)として並べ、縦に11267行、各行文字数(1~528文字、付随する記号を含む)、画像は「北海部郡」の「吉小野村」(409文字)である。
▲以上の最後の仕上げの作業中にベランダのガラス戸を「ドン」と叩く音。2回、3回。開ける前に脇の窓から覗く。人影などなし。安心してガラス戸を開ける。半開きの網戸とガラス戸の間にセミが入り込んでいた。そっと外へ掻き出す。ところがセミは開いたままのガラス戸から明るい部屋の電球めがけて突進暴れん坊将軍。子供用の網があったのでそれを持って待ち受ける。「消えた」。外に出たと思った。違った。数分後、別部屋のドアに激突してひっくり返っていた。ティッシュで包みベランダに置いた。翌日ティッシュの下のセミは消えていた。太った油ゼミだった。