★「地名箋」修正中 ― 2025年08月25日 12:05:06
▲相変わらず「征西戦記稿」の「地名箋」の改訂中である。平凡社の「日本歴史地名大系」は地名の「大字」はほぼカバーする。しかしそこにある「小字」は一部しかない。そこで頼りは角川の「角川日本地名大辞典」である。元々鹿児島県版は保有していたので、新たに熊本県・宮崎県・大分版を購入した。今思うと福岡県版も買うべきだった。鹿児島を始め4県版の終末にある「小字一覧」を、パソコン添付の「OneNote」を駆使して膨大な資料を作り上げた。ただ基本目的は「西南の役」なので、私の記憶に従い、少々手抜きした。今それが足かせともなっている。何せ熊本県版では16町村を欠いていて、作業に支障がある。変わった編集は大分県版だ。他の4県版とは違う編集方法なので、途惑うことが多い。
▲直近の作業事例を記す。
①熊本県の地名を探して。
「上益城郡」とあるので探すが大字・小字全て該当するものがない。散々苦労した。そして分かった。これは「菊池郡」だった。
②「日向国」とあるが、「大字」に相当する字句は「下警固」。宮崎県のどこにも見当らない。私は当初から疑っていた、やはり福岡県だった。
▲作業中で「村名・町名」なら、今は「地理院地図」で十分である。電磁的に直に関係地名(現在名)が出る。作業効率化の最高の資料だ。また、先の「下警固」の下位の字名はネット情報を求めて、「福岡市 ○○」としたら、昭和8年の段階の資料に旧地名(まだ区制がない)があった。このネット情報方法は何回か成功している。
▲悩みは、大分県の某地名。辞典に出ていない小字地名が10数あり、お手上げ、「大字」段階で正解と解釈した。かかる事例はよくある。「地理院地図」では小字相当地名があるが、いまだ不十分である。
▲画像はセミ。ベランダの前の木に。
▲直近の作業事例を記す。
①熊本県の地名を探して。
「上益城郡」とあるので探すが大字・小字全て該当するものがない。散々苦労した。そして分かった。これは「菊池郡」だった。
②「日向国」とあるが、「大字」に相当する字句は「下警固」。宮崎県のどこにも見当らない。私は当初から疑っていた、やはり福岡県だった。
▲作業中で「村名・町名」なら、今は「地理院地図」で十分である。電磁的に直に関係地名(現在名)が出る。作業効率化の最高の資料だ。また、先の「下警固」の下位の字名はネット情報を求めて、「福岡市 ○○」としたら、昭和8年の段階の資料に旧地名(まだ区制がない)があった。このネット情報方法は何回か成功している。
▲悩みは、大分県の某地名。辞典に出ていない小字地名が10数あり、お手上げ、「大字」段階で正解と解釈した。かかる事例はよくある。「地理院地図」では小字相当地名があるが、いまだ不十分である。
▲画像はセミ。ベランダの前の木に。