★研究上のささやかな喜び2016年06月30日 02:04:42

電子地図とペイントで作成
▲それは研究作業に疲れていた時に絶大な癒しの効果を与える。それは実はささいな発見である。
●原文(かな読み、少し変えてある)
同23日半、今日午前7時駕籠にて小林町出立、午後1時頃に吉田へ着、相尋ねたところ、前に転営の由にて直ぐ当所出発、田代村の内竹之内と云う村へ参り、当所で村田新八殿へ相付ける、但し宿亭主下原藤右衛門と云う者なり、午後4時に着※小林町(小林市細野、国道221・県道1・104)※吉田(えびの市昌明寺、県道408・湯ノ川)※田代村(えびの市末永田代、池島川・出水川)※竹之内(えびの市大字末永小字竹ノ内)【20024142】:(5)※西郷隆盛護衛隊員、宮崎より派遣。
 それは「竹之内(えびの市大字末永小字竹ノ内)」。当初私は「竹之内」は現地に行かねば、行っても分らぬかもと考えていた。役立ったのは「えびの市」の資料から得た数葉の「小字図」と「小字説明」である。たまたま過日思い立って「小字説明」をOCRしてエクセルで編集中であった。そこで、検索文字「竹」を打ち込んだら、最初に「竹ノ内」が出た。期待しながら小字番号に従い、「小字図」を見ると、どんピシャ。電子地図にある「田代」の文字の西方にぴったり合致する。ただ原本が記す「竹之内という村」は「平凡社」の「日本歴史地名大系」に記載はない。
 ちょっとした偶然で「不明」とすべき「地名」が明らかになると、無上の喜びを感じる。祝杯を上げたくなる。上げた。
▲最近の不採用
題名:●高校「現代社会」廃止、「公共」を新設
「公共」ではなく「自公」ではないの
・・・・・・・・・・・・・半可通
文科省殿
※新聞社が怖がったかな?