★エクセルに泣かされる&研究より2019年08月11日 03:07:16

▲エクセルで、以下の①・②の2つに悩まされた。
①エクセルの「征西戦記稿」資料は原本PDFにハイパーリンクしてアクセスできる。ところが急に出来なくなっていた。リンク先が勝手に変更されている。同じような「懲役人筆記」と「日誌日記」からなる2資料を開いてアクセスするとこの2つはハイパーリンクの異常はない。
◎対策:USBに保存してある「征西戦記稿」資料(仮に「B」とする)を横に並べて、{B}のハイパーリンク部分のある列をコピーして最初の「征西戦記稿」資料(仮に「A」とする)に保存。これで「A」のハイパーリンクは正常に回復。ところがこれをまた他の箇所(他のフォルダー)へコピーするとまたハイパーリンクが出来なくなっている。
そこで今度はUSB「B」に、異常のある「A」の征西戦記稿」の「本文部分」(最新の訂正部分が含まれている)をコピーした。すると元々「B」は異常はないのだから、これを他へコピーしてもハイパーリンクの異常は起きない。つまり「A」は廃棄処分。
※この現象・トラブルはここ数年覚えがない。以前はよくあり、その度に1個ずつ手打ちでハイパーリンクを作り直していた。今回はそれをしなくて済んだので感謝である。しかし原因が分らないので征西戦記稿」資料を起動する度に「ハイパーリンク」をこわごわ試す有様だ。
②「地名実数」資料の不明地名の解明作業をしていた。その作業の過程でどうしても一行挿入する必要があった。ところが「空白行がシート外へ出るので出来ません」というような警告が出て、それが出来ない。何せ初めて経験する事柄なので意味が分からない。そのうちやっとわかった。エクセルの最後の行に係るようなデータがあり、「行挿入」をするとその全104万8576行の枠外にその1行が押し出されることになるから拒否しているのであろうと。解明方法がネット情報ではよく分からないので、その資料の最後の行から104万8576行との間の全部の列・全部の行のセル情報を全て消すことにした。何らのデータはなかった、見なかった。ただしその作業中にチラリと見た。ある列の最後の数行に「塗りつぶし」部分があったのだ。これが元々の原因か?と思うが、分らない。ともかくもそれも消した状態になってから、1行入れ込むことが出来た。
▲「地名実数」資料の作業の中での報告。
◎1877年2月26日の山鹿方面での戦。「征西戦記稿」より。
●①小出中尉の向ふ所は路遠くして且つ険なり、故に未だ戦線を占めざるに先だち他の戦声を聞き、急に馳せて上石村の前面丘山に登らんとす※上石村(不明、山鹿市鍋田の内か)
◎この上石村の文字は間違いではないかと考えた。前後の資料からそう考えた。先ず、ハイパーリンクして原文PDFにアクセスして、確かに「上石村」とあることを確認(画像)。そして「※上石村(上岩カミイワ、旧三加和町岩、岩村川・岩村岳)」と書き替えた。なお旧三加和町は今は和水(なごみ)町。
▲画像は回復したハイパーリンクでアクセスした「征西戦記稿」原文。「上石村」の文字が2ヶ所(赤色傍線)。

★「地名実数」ファイルのミス2019年08月18日 12:27:53

▲「地名実数」ファイル(エクセル:「★地名実数(提供用)190303」)は「全地名検査」ファイル(エクセル:「★改訂全地名検査190302」)を元に作成した。文字通り「実数」であるから同一地名は原則1回しかない。「原則」というのは、例えば「本道」だけで79、「○○本道」まで入れると246、次に多いのは「城山」19、中村11、新町10となる。
▲ミスはその資料にあるじれ事例とする一文。すべての文に8ケタの番号を振って並べるという方法は完璧であったはずである。たしかに西南之役懲役人筆記と日誌日記の2つのファイルは個人単位の一文なのでそれでよかった。問題は官軍資料「征西戦記稿」である。こちらは日付単位・旅団単位・戦闘単位等々なので元々①から⑤ぐらいまでのまとめた一文が並ぶ。そしてその最後の一文の最後に8ケタの番号が付く。つまり基本的に①から⑤までの全文が1つの塊りなのである。
▲それをワードからコピーして先ず「★改訂全地名検査190302」を作る。1つの塊りの①から⑤の文章はエクセル上では「▲①」から「▲⑤」まで5つに分断される。そして5つの文すべてに同じ8ケタの番号が付く。
▲表題のミスはここで生じる。VLOOKUP関数を用いるとこの関数は必ず「▲①」を選ぶ。私がここで欲しい「▲⑤」の文章は反映されない。これが大規模なミスになった理由である。このミス部分に「★改訂全地名検査190302」から「▲⑤」の文章をコピーして貼り付ける作業が要求されることになる。
これは画像のように2ファイルを並べ、確認しながら訂正して行く。訂正が合致すれば「✖」が「●」に替る。
▲画像は前半部部分でVLOOKUP関数のせい(?)とする。しかし後半に「✖」が特に多いのはH列「現在の原文」とS列「旧原文」との表記のずれが最大原因である。
以下事例:7月24日都城陥落の日の「征西戦記稿」記録より。
●H列「現在の原文」
▲③北るを追ふて11時都ノ城に達し、諸軍と相会し、更に向ふ所を定め、本団は高城口を担任し、隊伍を整へて庄内に帰り※高城口(タカジョウ、旧高城町高城、国道10・県道46)
●S列「旧原文」
▲③逃るを追って11時都ノ城(都城)に達し、諸軍と相会し、さらに向う所を定め、本団は高城口を担任し、隊伍を整えて庄内に帰る※高城口(タカジョウ、旧高城町高城、国道10・県道46)
◎見事に(?)翻訳されている。このことは私の悔いである。なぜそうしたのか自分に問いたい。多分半年かけた壮大な無駄作業だった。

★「地名実数」ファイルのミス続き2019年08月26日 22:33:19

▲長時間掛けての作業が終った。これでファイル名を替えて完成の筈だった。ファイルには「地名(説明)」の列項目がある。その各セルには以下2例のように打ち込んである。
①私学校(鹿児島市城山町、国道10・鹿児島医療センター)
②金釘(鹿子木カノコギ、熊本市北区鹿子木町、国道3)
ところが、それが元々の資料にある「説明」と少し違っている。甚だしいのは「不明」とあるが本当は解明されている箇所もある。
▲再びその点検と修正作業が始まった。1万1600余のうち、1800余にミスがあった。思い出したくもないストレスいっぱいの作業であった。作業の過程で、「この地名たしか前に出てきたな?」と思うことがあり、調べると正にその通り。「地名実数」なので重複はあり得ない。そこで作業が終って最後にその重複を解消することにした。重複が5回1例、3回数例、残り数十は2回である。結局新たなファイル「★地名実数(改訂)(提供用)190826」は総数1万1500余と、以前より100余減少した。それでも「隠れ重複」があると思っている。上記の2例の①の重複を作ると、①私学校(鹿児島市城山町、国道10、鹿児島医療センター)。「・」と「、」の違いで、つい見逃しやすい。
▲これでやっと本来の地名の「不明」の所を解明する作業が新たに始まる。過日ある地名の調査中、偶然その市の町内会関係の資料があった。その地名と関係する人物2名があったので、図書館の電話帳で調べた。2019年電話帳には、残念ながら2名の名が見つからなかった。
▲画像はファイル「★地名実数(改訂)(提供用)190826」の最後の部分。

★西南の役CD新装なる2019年08月30日 19:46:46

▲ここ4ヶ月の取り組みを持って今回新CDを作った。今後はこのようなCDは作っては送付するということはない。ほぼ最終形の作品である。今日から今まで提供してきた方々へ送付し始めた。「送付状」には「最後」との字句を並べたが、何せ不明地名1400余がある。それが解明できたら順次修正するが、その情報は今後はブログやメール等での情報提供にしたい。
▲CD印刷は取り敢えず20枚ほどした(画像)。問題はデスクトップ機でCDを作成しようとすると途中から「これは読み取り専用です」と。それでもなお数回試したのでCDをムダにした。仕方なくマウスコンピュータ1台に外部DVD機材を付けて作成したため時間がかかった。
▲実は修正を意図的にしなかったところがある。それは地名を説明する場合の表現の違いである、下記の「具体例1」では「国道10・県道223、浜之市港」と正しい。メイン情報は「国道10・県道223」部分、サブ情報は「、浜之市港」部分。「具体例2」は「県道43・羽島漁港」、これは本来は「県道43、羽島漁港」とすべきである。それは「、○○バス停」や「、△△神社」などと同じレベルの表現である。
ただいずれ1400余の地名を再調査する過程で少しずつ訂正して行きたいと考えている。
◎具体例1(1877年5月7日)
●翌7日より国分濱ノ市を守衛する凡60日間※浜ノ市(浜之市、旧隼人町真孝シンコウ、国道10・県道223、浜之市港)【12101004】:(1)
◎具体例2(1877年5月18日)
●同18日、午前8時頃当地出発乗船して串木野羽島浦に午後6時過着す、爰にて隊編立相成り、小隊長上村周一に決議し、其兵士となり※甑島(コシキジマ、旧里村・旧上甑村・旧下甑村・旧鹿島村)※串木野(旧串木野市上名カミミョウ麓、県道39)※羽島浦(旧串木野市羽島ハシマ、県道43・羽島漁港)【10301802】:(2)