★ささやかな古家の改造2016年10月20日 03:31:25

歯科医院前に蜘蛛の巣があった
▲画像は出せないので、言葉だけで。
我が家は私達が3代目となって、今年で30年目。家人の熱望もあって数ヶ所のリフォームをお願いした。家の改造と思って始めたのだが、意外にもそれは自分達の生活を変えることになった。専門家が真面目に取り組んでいただいている間、私はせっせと不用品を整理し、本や諸々の品を移動させ、並び替え、家の中の景色を変えることに専念した。そこで以下の気づきを記す。
①自分の本や雑誌は今や関心も何もないままただ居座っていた。
②タンスや衣装ケースにはもう数年着たことのない衣類があり、これは家人がこれ幸いとよくも思い切って捨ててくれたものだ。
③本に埋もれていた、ガラスケース付きの棚は復活させた。家中に散在していた思い出の品は今や生き生きと輝き始めた。
④家人も古い家具を思い切って処分することにした。以前新しい家具が来た時に本当は処分すべきだったのだが。この古い家具は切断して使える部分を一応残しては見たが。
⑤windows関係の古いディスクや関係書類・本も、多すぎる各種コード類も、全て処分の対象とした。
⑥不十分だったのは自分の今の西南戦争研究関係の多くの本や資料である。その主要部分はすでにPDF化したり、エクセル・ワード化しているので、捨て去る勇気がありさえすればいいのだが。ただ贈呈を受けた資料や本は簡単に捨てる訳には行かない。
⑦写真は楽しい思い出ばかりに繋がるものではない、忘れていた、いや忘れたい、そんな記憶を呼び起こすものもある。
⑧昔凝っていた8ミリ映画関係のフィルムが多数ある。主に家族の思い出の作品である。これはSD化する予定である。
※昔職場で同僚だった人格抜群の先輩は、単身赴任のため職場近くに小さな部屋を借りていた。勿論車など持っていなかった。ある時、「家に冷蔵庫はない」と。周囲がいぶかっていると、「その日の食材はスーパーで買って、その日に食べる」「私の冷蔵庫はスーパーに置いてある」と。この方は「退職前」にやっと家族で住むための家を新築された。曰く「現金で支払った、3千万円だった」と。この方のことをもっと早く思い出すべきだった。

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